マイボトルが定番化し、毎日水筒を持ち歩く方も増えてきましたね。
そこでこんなことで困っていませんか?
・水筒のゴムパッキンの黒カビが気になる。
・ゴムパッキンの黒カビはどうやって落とすの?
・水筒についてしまったカビの臭いが気になる。
水筒のゴムパッキンに生えた黒カビはなかなか落ちなくて困りますよね。
そこで、この記事では水筒のゴムパッキンの黒カビの落とし方とカビの臭いを取る方法について調べてみました!
①重曹と酢を合わせてつけ置きする方法。
②ペースト状にした重曹をパッキンへ塗布後、クエン酸水へつけ置きする方法。
③オキシクリーンなど酵素系漂白剤へつけ置きする方法。
④キッチンハイターなど塩素系漂白剤をキッチンペーパーにしみ込ませラップしたあと洗い流す方法。
⑤綿棒を使った細かい部分のカビ取り
①~③の方法は黒カビの臭いも一緒に取ることが出来るのでおススメです♪
5つの対処法についてさらに詳しく説明していきますね。
水筒のゴムパッキンに黒カビがついて落ちない?その原因と対策を徹底解説!
水筒を使っていると、ゴムパッキン部分に黒カビが生えてしまうことがよくあります。このカビ、特に落ちにくいことが多いですよね。水筒のパッキンに黒カビがつく原因や、どんな対策をすれば良いのか、まずはその原因をしっかり理解することが大切です。
ゴムパッキンに黒カビがつく原因とは?
黒カビがゴムパッキンに発生する原因は、主に水分と湿気が関係しています。水筒は日常的に使うものであり、特に飲み物を入れてそのまま放置することが多いので、湿気がこもりやすく、カビの発生に最適な環境を作り出してしまいます。具体的には、以下の理由が考えられます。
湿気が残っている:水筒を使った後にきちんと乾燥させないと、ゴムパッキン内に水分が残り、その湿気がカビを引き寄せてしまいます
密閉されている:ゴムパッキンは密閉性を高めるための部品ですが、この密閉性が逆に湿気を閉じ込め、カビを繁殖させやすくします。
長時間放置:水筒を洗うのを忘れてそのまま放置すると、飲み物に含まれている糖分や成分がカビの栄養源となり、カビが生えやすくなります。
市販の洗剤で落ちない理由
市販の中性洗剤や食器用洗剤では、黒カビの根っこまで落としきれないんです。
黒カビは非常にしぶとくて、見えている表面は氷山の一角。
実は、ゴムの内部まで根を張っていて、そこを除去しないと何度も再発してしまいます。
スポンジでこすって落ちる汚れならいいんですが、カビの場合は「殺菌」と「分解」のアプローチが必要です。
だから「ちゃんと洗ったのにまたカビた…」ってなるんですよね。
私も最初は洗剤と歯ブラシだけで何とかしようとして、何度も挫折しました…。
ゴムパッキンの素材とカビの関係
ゴムパッキンは「シリコンゴム」や「合成ゴム」でできているものが多いです。
これらの素材は柔らかく、水筒の密閉性を保つのに適している一方で、微細な気泡や傷にカビの菌糸が入り込んでしまうんです。
とくに古くなったパッキンは、表面のコーティングが劣化してザラつきやすくなり、カビがつきやすくなります。
さらに、目に見えないレベルの傷でも、菌にとっては「住処」になってしまうんですね。
一度カビが根を張ると、見えない内部までしみ込んでいるので、見た目だけでは判断できません。
だから、「漂白してもまだ落ちない…」という声が多く聞かれます。
水筒にカビがつく理由と予防策
水筒のゴムパッキンにカビがつかないようにするためには、まずカビが発生しやすい状況を作らないことが大切です。具体的な予防策をいくつか紹介します。
毎日洗う習慣をつける:水筒は使用後、毎回しっかり洗うことが重要です。特にゴムパッキン部分は汚れが溜まりやすいため、念入りに洗浄することを心がけましょう。
乾燥させる:水筒を洗った後は、しっかりと乾かしましょう。パッキン部分も水分が残らないように、逆さにして干しておくことをおすすめします。
定期的にパッキンをチェック:水筒のゴムパッキンは使用しているうちに劣化していきます。パッキンにヒビが入ったり、汚れが残りやすくなったら、新しいものに交換するのがベストです。
水筒のゴムパッキンの黒カビが落ちない!4つのカビの取り方とカビの臭いを消す方法を紹介!
子どもから大人まで持ち歩く水筒。ゴムパッキンの黒カビは衛生的にとても気になりますよね。
中には買い替えたり、たわしなどでごしごしと磨いてしまっている方もいるのではないでしょうか。家にあるものでも簡単に落とす方法がありますのでご紹介していきますね。
①重曹+酢
重曹は自然由来の素材なので、小さなお子さんにも安心して使っていただけるおすすめの方法です。
①ゴムパッキンがつかる容器に50度のお湯を用意します。
②お湯500mlに対して重曹と酢をスプーン2杯ずつ入れます。
③重曹と酢を溶かしたお湯に、ゴムパッキンを浸け置きします。
④浸け置き時間は2時間~1晩ほどを目安とし、カビの程度によって調整します。
⑤浸け置きが終わったら、ゴムパッキンを水でしっかりと洗い流します。
⑥汚れが落ちたら、タオルなどで水分を拭き取り、乾燥させます。
アルカリ性でカビの除去効果がある重曹と、殺菌作用がありカビの繁殖を抑える酢を合わせることで抜群の効果があります。重曹と酢を混ぜると、反応して二酸化炭素が発生し、汚れを浮かび上がらせる効果があります。
重曹を使用しているのでカビの臭いを取る効果もありますが、こちらの方法は酢を使用しているため酢の臭いが気になる方は次に紹介するクエン酸を合わせる方法を試してみて下さいね。
②重曹+クエン酸
殺菌力に優れたクエン酸を重曹と合わせて使用することも効果的です。クエン酸は水に溶けやすい性質があるので、水に溶かしてクエン酸水として使用することができます。また、酢のようにツーンとした臭いがないのでカビの臭いも一緒にお手入れしたい方へおすすめの方法です。
① 重曹を水でペースト状にし、カビが生えたパッキンに塗布して、ブラシやスポンジで優しくこすり洗いします。
② 40~50℃のお湯にクエン酸を溶かし、パッキンを2時間ほどつけ置きします。
③洗い流した後、パッキンの水気をしっかり拭き取り、乾燥させます。乾燥させることで、カビの再発を防ぐことができます。
重曹とクエン酸は混ぜて使わない!重曹とクエン酸を混ぜると、ガスが発生し、効果が薄れてしまう場合がありますので使用する際は必ず別々に使用してくださいね。
パッキンをつけ置きする際に水筒の中にクエン酸水を入れて振り洗いすれば、底の方にたまった水垢もスッキリきれいになるので水筒本体も一緒にお手入れしたい方へもおススメです。
③酵素系漂白剤
オキシクリーンなどの酵素系漂白剤がお家にある方は酵素系漂白剤を使用して黒カビを落とすこともできます。
①パッキンを漬け置くためのボウルに40~50度程度のお湯を張り、小さじ1程度のオキシクリーンを入れます。
②ボウルにフタとパッキンを入れます。
③30分程度つけ置きします。
④しっかりと洗い流して乾燥させます。
酸素系漂白剤は水に溶けると酸素を発生させます。その為、密閉状態にあると膨らみ、破裂する恐れがあります。つけ置きする際には容器を密閉しないようにだけ気を付けてくださいね。
漂白剤でしっかりカビを退治するため頑固なカビにも効果が期待できますよ。酵素系漂白剤は水筒本体へも使用できるので水筒本体のカビにお悩みの方へもおすすめです。漂白剤を使用していますが塩素系漂白剤に比べて臭いが穏やかなのでカビの臭いも一緒に消すことが出来ますよ。
④塩素系漂白剤
ご自宅にキッチンハイターなどの塩素系漂白剤がある方はこちらの方法もおすすめです。塩素系漂白剤は臭いが独特ですので臭い消しには不向きかもしれませんが、カビを落とす力は強力ですので奥深くに生えた頑固なカビにも効果を発揮してくれますよ。
①塩素系漂白剤をしみこませたキッチンペーパーでパッキンを覆います。
②キッチンペーパーで覆った上からラップをして、漂白剤をより浸透させるため15分ほど置いておきます。
※あまり長時間になるとゴムパッキンを傷めてしまうことがありますのでご注意下さい。
③包んでいるものを外し、スポンジ等でパッキンの汚れを取ります。
④中性洗剤でしっかり洗い流したあと乾燥させます。
塩素系漂白剤は触れると皮膚が炎症する場合がありますのでゴム手袋などを使用しましょう。酸性のものと混ぜると危険な塩素ガスを発生させることがあるので十分注意してください。また、ゴムパッキン以外の水筒本体や金属を使用しているパーツなどはサビてしまうためパッキンだけに使用するように注意して下さいね。
キッチン泡ハイターなどを使用すると簡単に吹きかけられますよ。使用する際に注意することはありますが、効果は期待できますので頑固な黒カビにお悩みの方は一度試してみてはいかがでしょうか。
⑤綿棒を使った細かい部分のカビ取り
ゴムパッキンの細かい隙間に入り込んだカビは、綿棒を使うことでしっかりと取り除くことができます。手が届きにくい部分の掃除に役立ちます。
①綿棒に漂白剤(酸素系やハイター)を染み込ませます。
②ゴムパッキンの隙間に綿棒を使ってカビを落としていきます。
③最後に流水でしっかりとすすぎ、乾かします。

綿棒は、隙間にしっかり届くため、パッキンの隅々まで丁寧に掃除できますよ!
水筒のゴムパッキンに黒カビ!どうしても落ちない場合はどうする?
経年劣化など、パッキンに発生した黒カビは先程紹介した方法を試しても落ちないほど頑固に生えてしまっている場合も少なくありません。
カビが発生した水筒で飲み物を飲んでしまっても胃酸で死滅するため、健康に影響することはほとんどありません。しかし、小さな子供は免疫が弱く体調を崩してしまうおそれがあります。大人であっても体調を崩している際などは消化器系や呼吸器系に影響することがある為、どんな方法を試しても効果がない場合は水筒を新しく買い替えることをお勧めします。
どうしても落ちないときの対処法と注意点
色々試してみたけどどうしても落ちない!そんなときの対処法と注意点について紹介していきますね。
繰り返し洗浄しても落ちない場合
漂白剤も試したし、ブラシでこすったけど…それでも黒カビが残る場合、原因は「内部への浸透」かもしれません。
黒カビの菌糸は、ゴムの奥深くに入り込むと、表面をいくら洗っても消えません。
こうなると、物理的に「完全除去」は難しいんですよね。
見た目が綺麗でも、目に見えないレベルで菌が残っていることが多く、時間とともにまた黒ずみが出てくる可能性が高いです。
そんな時は、無理せず次のステップに進むのがベターです。
私も粘ってみたけど、結局買い替えが一番早かったこともありました(笑)
買い替えを検討すべきタイミング
パッキンを買い替えるべき目安は「カビが取れない」「表面に傷が多い」「ゴムが変形・硬化している」などが当てはまる時です。
メーカーによってはパーツだけで販売しているところも多く、パッキンだけ交換できるケースがほとんど。
価格も300〜500円程度なので、水筒本体よりもはるかに経済的。
とくに小さなお子さんや家族で使っている場合は、安全第一で買い替えを検討するのがおすすめです。
「長く使いたい」という気持ちも分かりますが、清潔さを優先しましょう〜!
分解できないタイプの注意点
最近ではデザイン性の高い一体型タイプの水筒もありますが、ゴムパッキンが取り外せない構造だと、内部までしっかり洗うのは難しくなります。
その場合、カビが生えても除去しづらく、漂白剤も使いにくいため衛生管理が難しくなるんです。
「分解できない=丸洗い不可」なので、どうしても清掃に限界があります。
もし衛生面を重視するなら、やはりパーツが取り外せるタイプの水筒を選ぶのがベターです。
メーカー別の問い合わせ先
「この水筒のパッキン、どこで買えるの?」というときは、メーカーの公式サイトをチェックしましょう。
象印、タイガー、サーモス、無印良品など、ほとんどのブランドが交換パーツをネット販売しています。
「水筒 型番 パッキン」と検索すれば、だいたいヒットします。
もし型番が分からなければ、本体の底や説明書をチェックすると書いてあることが多いですよ!



それでも不明なら、メーカーに問い合わせれば教えてくれるので、気軽に聞いてみると安心ですよ。
おすすめの水筒&ゴムパッキン交換グッズ
おすすめの水筒&ゴムパッキン交換グッズについてご紹介します。



「落とす」より「防ぐ」方がずっとラクなので、日常使いのグッズ選びも大事ですよ〜!
黒カビがつきにくい素材の水筒とお手入れ重視!
黒カビが発生しにくい水筒を選ぶなら、「分解しやすいパーツ」「抗菌素材」がキーポイントです。
たとえば、象印やタイガーの最新モデルには、抗菌仕様のフタやパッキンが採用されています。
また、ステンレス製のボディで内部がフッ素コートされているものも、汚れがつきにくくておすすめです。
パーツがすべて外せて洗いやすいもの、食洗機対応のモデルも便利ですよ。
「どうせ買い換えるなら、掃除しやすいかどうか」も忘れずチェックしてみてくださいね!
交換用パッキンの選び方
パッキンは消耗品なので、年に1〜2回は交換を意識するのが理想です。
メーカー純正のパッキンは、公式サイトやAmazon、楽天などでも購入可能です。
型番が合っていればOKですが、互換品や安価なパーツはサイズが微妙に合わなかったり、密閉性が落ちることもあるので注意です。
公式のスペアパーツなら、安心して使えますよ。
「水筒名+パッキン+型番」で検索すれば、だいたいヒットしますし、レビューもチェックして選ぶと失敗しません!
便利な掃除グッズ
細かい部分の掃除には、専用ブラシが断然おすすめです!
以下のようなグッズがあると、黒カビ予防の強い味方になります。
アイテム | 特徴 |
---|---|
パッキン外しピック | 指を使わずパッキンを外せる便利ツール |
細ノズルブラシ | キャップや注ぎ口の隙間もスッキリ |
歯間ブラシタイプのブラシ | 溝やねじ部分もピンポイント洗浄 |
水筒スタンド | 乾燥効率をアップしてカビ予防に◎ |
衛生的な水筒の使い方
毎日使う水筒だからこそ、ちょっとした工夫でグンと清潔に保てます。
たとえば、飲み物を入れる前にサッと熱湯を注いで除菌しておく、なんて一手間も効果的。
また、お茶やスポーツドリンクを入れる場合、糖分やミネラルが残りやすいので、帰宅後はすぐに中身を捨ててすすぎましょう。
中身を入れっぱなしで一晩…なんて絶対ダメですよ(笑)
夏場などは特にこまめな洗浄&乾燥で、黒カビ知らずの水筒ライフを目指してくださいね!
水筒のゴムパッキンの黒カビが落ちない!カビを取る5つの方法とカビの臭いを消す方法を紹介!まとめ
この記事では水筒のゴムパッキンの黒カビの落とし方とカビの臭いを消す方法を紹介してきました。
①重曹と酢を合わせてつけ置きする方法。
②ペースト状にした重曹をパッキンへ塗布後、クエン酸水へつけ置きする方法。
③オキシクリーンなど酵素系漂白剤へつけ置きする方法。
④キッチンハイターなど塩素系漂白剤をキッチンペーパーにしみ込ませラップしたあと洗い流す方法。
⑤綿棒を使った細かい部分のカビ取り
①~③の方法はカビの臭いも一緒に消すこともできますよ。
子どもから大人まで毎日使うことも多い水筒。衛生的に長く使用したいですよね。
水筒の黒カビに悩んでいる方はぜひお手入れの参考にしてみて下さいね(^^♪
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